若い頃からあまり整理整頓が得意でなく、掃除もしたりしなかったりと、住環境を整えることにさほど意欲的ではなかった母親ですが、ここ数年、目に余るほど「物が捨てられない」状態になってきました。
子どもは親の家が片付いていないのを苦痛に感じます。そして無理やりにでも片付けさせようとしますが、まずは親御さんの気持ちに寄り添ってあげてください。
特に現在85歳以上の人は物心ついたときから戦時中で、思春期の真っただ中に終戦や戦後の物のない時代を経験しています。なんでも自由に物を買うことができる時代しか知らない子ども世代には分からない思いがある、ということを認識しましょう。