ミッドライフ・クライシス・・
これは、30代後半から50代にかけての中年期に訪れる深刻な精神的危機のことで、男女を問わず、約80%の人が経験するといわれています。
会社員としての評価がどれほど高まっても、定年退職すると同時に、それらははぎとられてしまいます。
人生の後半に差しかかってくるにつれて、「人生における、技能や職業以外の喜びや生きがいは何か?」という問いに直面せざるをえなくなるでしょう。ミッドライフ・クライシスや定年退職後の虚無感に襲われないためには「会社や社会が『是』とする価値観は、あくまでも他人の都合で考えたものであり、自分を本当に幸せにしてくれるとは限らない」ということに気づくことです。