成り行きでは、多くの人の未来がひどいことになるのは、わかっている。それにも関わらず、私たちの多くは、自らの行動を変えようとはしない。
私たちの多くは、いかにそれが非効率であったとしても、現状を必死で守ろうとする「新しい秩序に抵抗する勢力」になってはいまいか。しかしそれでは、個人レベルでの収入は増えるどころか、徐々に減っていくのである。
団塊ジュニア世代の定年後は、そうした抵抗の結末として出現する。
何度でも繰り返すが、特に団塊ジュニア世代は、これまでのあり方を見直す必要がある。具体的には生活レベルを落としつつ、副業などを通して収入を増やす必要がある。
特に団塊ジュニア世代は、今からでも、現状維持を離れて、なんらかの大胆な決断をしなければならないだろう。古い何かをやめて、新しい何かをはじめることだけが、悲惨を回避するための必要条件になる。