2022年1月からは「健康保険」で、新しい仕組みが導入される。それが、「任意継続被保険者制度」の改正だ。会社を退職した定年後世代は、これにより健康保険料を圧縮できる可能性がある。
「これまでは、一度、任意継続を選ぶと2年間はその健康保険に加入し続けなくてはなりませんでしたが、今後は本人が申し出れば翌月からやめられるようになります。それにより、退職後に『1年目は任意継続』で、『2年目は国民健康保険に加入』という選択が可能になる。人によっては保険料負担が軽くなります」