50歳を過ぎたあたりから私は、朝目覚めたときや夜寝る前仰向けになっていると、これからのことや残り時間が漠然と胸に浮かぶようになりました。ドキドキと鼓動が高まり・・
老いのプロセスがどのように進行するか、加齢に伴う衰えがいつどのように来るかは不確実。この確実さと不確実さのある限り、不安は根源的なものであり、完全に解消されることはありません。
その一方で楽しむ準備をしておきたい。好きなことを持つ人が生き生きとしているのを、年長者の姿から私たちは感覚的に知っています。好きなことがあると、それを楽しみ続けるためにも、健康長寿への欲が出てくるのかもしれません。