アメリカのシリコンバレーでは会社都合のレイオフ(解雇)は頻繁にある。しかし、レイオフにあった人たちは気落ちするようなことがない。
「私の友人の8割は一度は解雇を経験している。しかし落ち込むどころか、『いい機会だ』と捉えるほどに自己肯定感が高い。日本人とは感覚がまったく違う」という
仕事があろうがなかろうが、自分は自分。自分の価値は1ミリも変わらない。旅行に行く。学校に行く。起業する。いろんなオプションがあって、それが当たり前。
いつも自分軸で考え、自分の心地よさ、そしてワークライフバランスを大切にしているシリコンバレーの住人は、仕事を突然失ったぐらいで、自己肯定感が下がるというようなことはない人が多い。「仕事=私の価値、私の存在意義」ではないのだ。
もちろん、シリコンバレーと日本の環境は違う。だが、自分を大切にし、自分のワクワクドキドキ、パッションを最優先して心から人生を楽しみながら成功をつかむということを日本の方々よりも一足お先に実践してきたシリコンバレーの住人から、私たちが得られるヒントは多いだろう。