「自分が保有している資産がどれだけあるのか分からない」「保有している資産の価値を把握してない」・・という人は多いかもしれません。
自分の資産を把握できていないことは、大きなリスクをはらんでいます。将来のライフプランを設計できないばかりか、効率的な資産運用もできません。さらに、万一の際の相続リスクまで抱え込んでいるのです。
株式会社かんぽ生命保険が2022年8月に発表した「資産の把握状況に関する調査」によると、資産の把握状況に関して自信の無い人が全体の7割に達し、こうした、内容を正確に把握できていない「もやもや資産」は一世帯あたり1000万円以上、国内総額は600兆円にものぼると推定されます。
内容を把握できていない資産のリスクは、相続発生時に顕在化する可能性が高いといえるでしょう。
さらに、遺産分割が紛争に発展することもあります。