多くの人にとって、資産運用の目的は、安心して老後を送るための資産を築くことです。リタイアを迎え、資産を目標額まで築いたとしても、資産運用はある日突然終わるわけではありません。「長期・積立・分散」のうち、「長期」と「分散」を残して、一定額を毎月取り崩していくことになります。
一括で引き出すわけではないので、リタイア時点でたまたま株価が高いか低いか、円高か円安かに左右されずに済む、ということです。積立投資が株価や為替のリスクをある程度コントロールできるのと同じで、毎月取り崩しをすることで、株価や為替のリスクを和らげることができます。