会社員の成功者ともいうべき、大企業の元部長でさえも、必ずしも老後は安泰とはいえません。
老後、破産という結末を迎えてしまう人は、大きく2つタイプがいます。ひとつは「低年金の人」。もうひとつが、「元・高給取りの会社員」。
この2つの「収入減の壁」を前にするべきは、生活のダウンサイズ。将来得られる収入にふさわしいライフスタイルにしていくことが重要です。ただ算段が甘かったり、そもそも生活の見直しをしないケースが高給取りサラリーマンほど多いといいます。そして一度あげた生活水準はなかなか下げられない……というのがお決まりのパターン。あっという間に老後破産に陥ってしまうのです。