企業に勤めていれば、定年はまだ先・・それでも50代には、何かのフェーズが変わる感じを誰もが持つはずなのです。
なぜならこの世代が仕事を始める頃、きちんとした企業に就職できれば、ひとまず一生安泰というイメージが強かったはず・・その当初のイメージをなかなか諦め切れない人が少なくないはずなのです。
だから提案したいのは、一体いつまで働くの? という発想をやめること。
そして1番大切なのは、ここ。今の50代は、間違っても60代以降を人生終盤と考えてはだめ。あくまでも、もう一つの人生が始まると考えるべき。今までの既成概念すっかり捨ててください。
つまりすっかり仕切り直し。今までの惰性で歩いて行けるほど、これから先の人生は短くは無いからなのです。
言い換えれば、今までの延長ですべてを考えるから、思いっきり憂鬱になるけれど、全く新しい人生がもう一つ始まるとしたら?
ワクワクしたりはしませんか。
実際50代は、2つ目の仕事の始めどき。経験も実績も充分、仕事をするスキルがピークに達する時と言っても良いはず。社会が自分をより高く評価するベストの年齢といってもいいはずです。
“いつまで働くか”ではなく、“いつからどのように2つ目の人生を始めるか”、そう考えること。その第二の人生の中に、仕事をどのように組み込むか、それだけなのです。