現在、世界109カ国から、2万3000人を超える人々の「後悔」が集まっている。執筆時点では1万6000人超だったが、その結果を分析して大いに驚いたのは、後悔が、いかに万国共通で普遍的なものかということだ。そして、4種類に分類されることがわかった。
「foundation regret(ファンデーション・リグレット)」。人生の基盤を築かなかったという後悔だ。
「boldness regret(ボールドネス・リグレット)」。大胆に行動しなかったという後悔だ。
「moral regret(モラル・リグレット)」、道徳や良心に関する後悔だ。
「connection regret(コネクション・リグレット)」、人とのつながりや人間関係にまつわる後悔だ。
最多だったのは、人とのつながりや人間関係にまつわる後悔だ。次に多かったのが、大胆に行動しなかったという後悔だ。苦悩の大きさでは、道徳的な後悔がトップに挙げられる。