「あなたの履歴書に、空白はありますか?」
そんな質問にヒヤッとした方に・・
育児、介護、闘病、学業など、さまざまな理由で、働くことができない時期がある人は少なくない。そうした一時的な離職・休職期間は、日本では「履歴書の空白」と呼ばれ、ネガティブに捉えられることもある。
しかし、履歴書に空白期間ができたからといって、人生が空白になるわけじゃない。立ち止まって、悩み、もがき、笑ったり涙したり。そんな期間が、その後の人生にとって大きな意味を持つこともあるのだ。
欧米では、一時的な離職・休職期間を「キャリアブレイク」とよび、肯定的に捉え、制度的にもサポートする文化があるらしい。日本でも「一般社団法人キャリアブレイク研究所」が設立されるなど、離職・休職期間を捉え直す取り組みが始まっている。