令和4年度の数字でいえば夫婦2人で月額21万9593円です。この夫婦が同い年でともに65歳から90歳まで生きたとすると、単純計算で約6587万円の年金がもらえることになります。
これを収入が同じくらいの共働き夫婦として計算すると、月額30万9554円になります。仮に25年間受給すると、すでに1億円近い老後資金の土台をもらう権利があるということになるのです。
「年金は不安」と思い込む背景には、「今の世代はいいけれど、自分たちがもらう頃には年金は破綻している」という悲観論を展開する人々がいるからだ。
1995年生まれの人でも、会社員であれば、納めた保険料の2.3倍の年金がもらえます。若い世代でも払った分の保険料は十分取り戻せるでしょう。