日本を含めた多くの国では、定年という考え方があります。
しかし、人生100年時代においては、60代で引退することの必然性は薄いように思います。そもそも定年という考え方は、特定の組織に所属することを前提としています。自らプロジェクトを興して世界中の人たちと連携していくこれからの世界では、定年という考え方自体を捨てるべきです。
現代は健康寿命も延びていますし、基本的な計算能力のピークは50歳で、語彙力に至っては67歳がピークだという研究結果もあります。このような時代においては、生涯現役を基本に考えるべきではないでしょうか。
勉強していない大人は、プロフェッショナルではない。
高学歴社会ではなく、合格歴社会とも言われる日本では、社会人になってからも学習を続けるリカレント教育という考え方が浸透していません。いくつになっても東大出身であることや、マッキンゼー出身であることを自慢している人すらいます。