仕事だけでなく趣味的なもので小さい頃の自分を呼び戻している人も少なくありません。仕事を辞めると、誰も自分に注意やアドバイスをしてくれない。周囲もやさしくなりすぎて、逆に刺激が欲しくなるとのことでした。
若い時に諦めたことや、うまくいかなかったこと、後悔があったことを、残念な人生と受け止めるのではなく、死ぬまでの「生きがいの貯金」をしてきたと考えてみてはどうでしょうか。
新たな生きがいや居場所を見つけようとする際、組織や団体と関係を持ちながら探すのが近道です。地域活動で、外国人労働者に日本語を教えている人たちもいます。また仲間と一緒に小学生向けの工作教室を開催している例もあります。自分の経験が誰かの役に立っていると実感できれば、人生がより豊かになるのは間違いありません。