幸福の「資本=土台」がなにもない状態が貧困(不幸)で、金融資本、人的資本、社会資本が増えるにつれて幸福度は上がっていく。
主観的には幸福だとしても、幸福の「資本」が1つしかないのはきわめて不安的な状態だ。プア充が家族や友だちを失ってしまったり、ソロ充が会社を解雇されたり、孤独なお金持ちが投資に失敗して全財産を失ってしまったりすれば、たちまち「貧困」に陥ってしまう。
このように考えれば、「幸福の『資本』を2つもてるようにする」というのが当面の目標になる。これなら離別や失業、経済危機などで一方の資本を失ってしまっても、残された資本を使って再起をはかることができる。