特に50代60代の大人世代は、年を重ねて失っていくことが多い一方で、限られた日々をどう生きるかを自分に問いかけ、ある意味、生きる本質に素手で触れることのできる年代です。だからこそ、何かを積極的に「する」という選択と同時に、積極的に「しない」という選択を自前でどれだけできるか……それがこの先の豊かさに結びつくのではないかと思うのです。
私自身は、“多くはいらない”という選択をするようになりました。深く丁寧に暮らすために、むしろ少ない方がいいと考えるようになったのです。ここから紹介する私の「すること・しないこと」の選択が、何か少しでもあなたのヒントになればうれしいです。