キャリアアップに向けた「To Do(やること)リスト」の代わりに「To Don’t(やらないこと)リスト」を作ってみてはどうだろう? リストには、エネルギーを消耗させ、進展を妨げ、自分の目標に合わないようなことを入れる。「やらないこと」は「やること」と同じく、キャリアアップにおいて重要な役割を果たす。
仕事での生産性と満足度の向上のためには、やる作業を減らすことが重要であることは、科学的にも示されている。
キャリアの「やらないことリスト」を作る必要がある理由は次の3つだ。
1. 最も重要なことに集中できる
2. 自分の能力をフル活用できる
3. 非生産的で消耗する作業をしないで済む
キャリアアップのカギは、単に作業を増やすことではなく、正しい作業を増やすことだ。「やらないことリスト」を作ることで、こうしたものに集中し続けることができる。