ほとんどの人が、仕事と日常を同一視しています。
仕事をゲームと考えると、自分という存在を客観視する視点が生まれます。しかしなぜ、客観視の視点が必要なのでしょう。それは、仕事があなたの生活や人生のすべてと勘違いしないためです。
仕事はとても優秀だけれど人望がない、という人が職場を問わずしばしば見られます。そのような人は、仕事という枠内が世界のすべてだと勘違いしているだけかもしれません。しかし何度も繰り返しているように、仕事の枠の外には、日常や人生の枠が存在します。会社の社長であろうとも病院長であろうとも、枠の外側から見れば関係なく、1人ひとりが対等です。
そう考えると、仕事とはそれほど大げさなものではないと思えてこないでしょうか。