重要なのは、“キャリアオーナーシップ”です。自分のキャリアを会社に預けたままにせず、人生の成功を判断するのは自分自身であり、キャリアは自分で創るものだと意識する。“自分は何を大事にしていきたいのか”という主観的な幸福感を求める考え方です。キャリアとは、必ずしも働くことに関することだけを意味するものではありません。自分の生き方そのものがキャリアなのです」
「キャリアオーナーシップ」の視点をしっかりと持つためにも、節目節目で立ち止まってみる時間を設けてほしいと宮城氏は語る。自分のキャリアをじっくりと点検し、中長期的に眺め、未来の「ありたい姿」「やりたいこと」を描き、「やりたいこと」「やるべきこと」を具体的な行動に移すためだ。