「65歳以降は年金生活という人は、十分な蓄えや資産がある人だけ。そんな人はほんの一握りです。多くは65歳以降も働きたい。定年から65歳までの5年間は、それ以降も働くための助走期間です。無為に過ごすようなことをしてはダメです」
「謙虚な気持ちで、引き続き会社に必要な戦力になるとの意識を持つことです。また、65歳以降の再就職は基本的に難しいので、それまでに培った人脈の活用は有利。現役時代に比べて時間的な余裕も生まれるので、資格取得など、スキル磨きも考えたいですね」
65歳以降を見据え、現役時代からキャリア磨きや人脈づくりをする人も多い。その点で出遅れたとしても、定年後の5年間で挽回できる。