人生の分岐点

転職活動中に「自分自身でやりたい」に気づき、”いつかは独立”を実現

最近、独立したとのことですが、きっかけはなんですか?

きっかけは転職活動中に、何度も志望動機を話し、内定先の経営幹部と話していくうちに、誰かの下で働くことよりも、自分自身でやりたいということに気づきました。

いままでは、コンサルとしてクライアントに対してや、取締役や事業推進責任者として株主や社長などに指示されて動くうちに、だんだんと違和感を覚え、 自分自身で「何がしたいのか?」、「誰と働きたいのか?」にこだわって働くことにキャリアの主眼が移っていきました。

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独立することは、どれくらい前から考えていましたか?

会社を辞めたタイミングでは、まだ完全に独立するとは考えておらず、選択肢の1つでした。 それは、経営幹部として理念や事業に共感できる会社にジョインすることは、仲間と時間を手に入れる意味で大きいと考えていたことも事実だからです。 ただ、「やはり自分で」という想いが徐々に強くなり、転職活動をして1か月半ほどで、独立を決心しました。 独立すると決めてからは、内定先への断りをし、約1か月半後の誕生日の日に登記しました。 また、いつか独立する、というのは、大学の就職活動中から何となく「いつかは」というのはありました。

独立に向け、無意識にでも、何か準備してきたことがありますか?

独立に向けて意識してきたかは別ですが、市場価値の高さといったことは意識してきました。 具体的には、新卒でコンサルに入り、その後ファンドの投資先2社で働く中で、価値を作れること、向上できることを意識してきたことと、 左脳(論理性)の強い人は多い中で、コーチングや心理学を学び、右脳(感性)に注目し、人とのコミュニケーションに強みを出したいと考えたのは、 今になって大きな武器となっています。

独立して大きく変わったこと、あるいは良かったなと思うところはどこでしょう?

自分の意志で実施することや一緒に働く人を決められること、誰かの意味不明なルールや意思決定に縛られないこと、収入が上がったこと、などです。 あとは、仕事の見方で、転職は、既に会社に仕事や人が紐づいていてるところに加わわる意識だが、現在は、面白い仕事を生み出し、人とお金を集めて動き出す感じで、まったく別のことをしている感覚です。

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今後に向けた不安についての考え方や対処方法はどうでしょう?

不安は特にありません。 ただ、健康など保険は会社員の方が良いと思いますので、自分がいなくてもビジネスが回る仕組みや収益源を作る必要を感じています。 また、現在コンサルティングが中心なので、しっかりサービスやプロダクト開発をしていき、そのためのチームを作っていきたいと考えています。

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今後、独立・開業するのが標準的な働き方になると思いますか?

そう思います。他にも副業なども多くなると思います。 自分の生き方、働き方を考えた際に、会社員で誰かのルールに従い続けることは不健全だと思いますし、やりたいことができない場合が多いので、 自分が働きたい仲間と、自分たちのやりたい仕事を作って、進めていく世界に変わっていきたいと思います。