ごあいさつ

 自分がこの世界を突然離れたとしたら、私の友人たちはそれをいつ知ることになるのだろう。 逆にもし自分が、友人に連絡を取ろうとして、その友人がもう随分前からこの世界にいないと分かったらどれだけショックを受けるだろう。 自分に何かあった時、家人はどうやって私の交流のある人々に連絡するのだろう?その時、きっとなすすべもなく困ることになる。
 そんな時、友人それぞれに、もし可能ならメッセージも伝えたい。その内容はそれぞれ異なる。もし率直なメッセージを伝えるとしたら、それは家人にも知られたくないかもしれない。でも、私はもういない。そんなことは時間軸をひっくり返しでもしない限り出来ない。

 そんなことはどうやったらできるだろう? そんな発想から実現したのがこのサービスです。

 インターネット、ITが進化して様々なサービスが出現したが、このサービスは、人間の在り方、生き方の深いところまで関わり貢献できるのかもしれない。大きな価値を創造し社会に貢献して来た偉人は、自分の終わりをリアルに意識せざるを得ない体験をしたことで生き方が変わった。そういう経験が出来る人は限られた人かもしれない。でも我々もそれを考え、擬似的に体験することで自分の中に変化を起こせないだろうか。そうやって、周りを困らせないための準備も含め万端にしておけば不安も少なくできないだろうか。より生き生きと楽しく生活していくきっかけとならないだろうか。

 節目に、毎年年末に、自分の生き方を振り返り、どんなメッセージを残せるか、準備ができているか、この先をどう生きていくか、そう言う事を考える機会に、ツールに、うまく活用して行けるのではないだろうか。そうして、それがいずれ文化となり、世界中の人々の人生観や充実した人生に貢献できれば、これほど嬉しく幸せなことない、そう考えるのです。
代表略歴

工学修士。松下電器産業(株)入社(現パナソニック(株))、本社R&D部門に18年在籍。OMAにてグローバル技術標準化活動後、WOWOW経営戦略局に2年半出向。1ヶ月EPGサービス、およびリアルタイム番組名表示・色ボタンチャンネル変更可能なデータ放送サービスを構想・実現。 BS放送のIP同時再送信規格をNTT、NHKと策定。
2010年パナソニックヘルスケア(株)(現PHC(株))R&Dセンター。その後、経営企画部に異動し、事業譲渡、分割合弁、吸収合併に従事。
日本初の電子お薬手帳サービス「ヘルスケア手帳」を立ち上げ市場を創造。ビジネスモデル分野で2015年グッドデザイン賞。日本発明協会奨励賞、ヘルスケア産業づくり貢献大賞特別賞。
特許出願国内62件、海外89件(技術文献被引用数62件、牽制数163件)。 PCやスマホの基本的セキュリティのTrusted computing のコア特許と合わせ、日米で登録された iPhoneのホームボタン/指紋認証デバイス(機械式スイッチ一体型指紋認証デバイス)の特許は、Apple Inc.に買収される。
電子お薬手帳、特定保健指導、ポピュレーションアプローチのシステム・サービスなど薬局・健保・医療機関向け事業の部門長を経て、2018年秋PHCを離れる。
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